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(それほど解説欲をくすぐるものがなかった)バーレーンGP

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「冬のチャンピオン」マッサがやっと勝ちました。

今回は御覧のように(↑)スタートをきっちり決めて、ポールポジションをレースリードに繋げました。

スタートに関しては今回もタクマが抜群の動き出しとその後のライン取り、自分のポジション(走るスペース)を確保する動きを見せてくれました。
また、ハミルトンも状況に応じた走りをしようと思って、ウロウロとしてやや優柔不断にも見えるライン取りで1コーナーに向かっていました。

ライコネンは動き出しが悪くてアロンソに前に出られてしまい、1~2コーナーでの逆転を狙って大外狩りを試みましたが、ハミルトンのクルマに対してマージンを取りすぎたこともあり、失敗しましたね。
アロンソが全く慌てなかったのもいつものことながら見事でした。


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ライコネンは思い切ってギリギリのところを狙った走りを1コーナーでしていれば、ハミルトンを2コーナーで抜き、4コーナーで抜き返されるという展開にでき、3位を確保できたのではないかと思いました。
その辺り、フェラーリに来てから(?)コンサバ過ぎる気がします。
ただF1にデビューした頃からズバズバ インに飛び込むと言うタイプではなくて、確実に抜くと言うタイプだったような気もしますね…。


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バーレーンの1~2コーナーもセパンと似たような低速コーナーなのですが、2コーナーが緩い分バーレーンの方がその攻防が4コーナーまで繋がっていき易くて、色々な思惑が見て取れて、全てクルマの動きを総合して考えると前回のマレーシアGPの時以上に面白かったです。
アロンソが誰よりも大きなラインで進入し、クロスラインを取っています。
それほど難しい判断ではないと思いますが、それでもキッチリとライコネンを4コーナーでオーバーテークしたのですから、彼の巧さが発揮されたんだと思います。


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これは確か4ラップ目ぐらいだったと思うんですが、マッサくん…。
どうしてこんなにタイヤをロックさせる男なのでしょうか…???
しかも、この時は随分ブレーキングポイントを誤ったみたいで確実にフラットスポットが出来ただろうと思われる感じの濃いタイヤスモークが上がりました。
去年のバーレーンGPの1コーナーの記憶もまだ残っていますし、見ていてヒヤヒヤします。
マッサよりも軽かったハミルトンがしっかりとついてきているとは言え、射程圏内に入れられたら抜かれると思っているんじゃないかと思うようなビビリようですよね、これじゃあ。


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そして、その後ろで一見「大人のバトル」をしていた2人。
かなり風が強かったようで、ライコネンはコーナーではあまり距離を詰められず、ブレーキングでは挙動を乱すことが多く、結局アロンソを抜けず。
逆の状況だったら抜かれてたんじゃないかと思えるということは、今年のフェラーリは2人ともマクラーレンの2人に対して抜くのが下手ということなのか?
でも、アロンソは鉄壁のディフェンスですからねー。
コース上で抜いてほしかったなぁ。


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その鉄壁のディフェンスを破ったハイドフェルドが僕のバーレーンGPのMVPです。
ハンドリングに苦しむアロンソにプレッシャーをかけてミスを誘い、滅多にミスをしないチャンピオンの1ミスで生じた1回のチャンスを逃さずに仕留めました。
アウトからのオーバーテークということで、双方に信頼関係がないと成立しないオーバーテークではあったのですが、ハイドフェルドが完璧にブレーキングとラインをコントロールしたことにより、アロンソを自分より早く加速できないようにしました。
ホントに完璧な動きでした。
僕もいい勉強になりました。(笑)


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完走していればMVP候補だったのがクルサードおじさんでしたね。
もうノリノリでしたね。
最終列スタートに固定した方がいいんじゃないかと疑うほど、いいペースでどんどん順位を上げていました。
彼の場合1コーナーで抜くと決めていたのが良かったんだと思います。
そうやって決めることによって、他のコーナーで色気を出してミスしてタイムロスをすることが防げるし、何台も抜いていくうちにホームストレートに向けての後半セクションのビルドアップがわかりやすくなり上手になりますし、1コーナーのブレーキングポイントを探るのも容易になってきます。
また、1コーナーのブレーキングポイントがかなり深かったので、燃料が軽いのに加えて、余程ブレーキのフィーリングが良かったんだと思います。
あれだけごぼう抜きにできると楽しくてしょうがない感じだと思います。(笑)
でも、リタイアじゃなぁ…、。


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そしてMVP次点の活躍だったと思われる男がこの「中段グループ」にいます。
トヨタのJ.トゥルーリですよ!
予選のQ2のアタックは完璧だったらしいですし、今回のレースは本当に我慢のレースを強いられていました。
ストレートスピードが伸びないせいで、コーナーで勝っている前のクルマは抜けず、後ろからはレッドブル&ウィリアムズに攻められっぱなし。
攻撃は最大の防御と言わんばかりに、フィジケラをオーバーテークしたシーンは、状況判断と言い、完璧なタイミングだったブレーキングと言い、フィジケラにクロスラインを取らせなかった狼狽さと言い、満点の動きでした。
前述のハイドフェルドのオーバーテークシーンよりも僕の中では高得点でしたねー!
よくがんばった。
そして、よくフィジケラを最後まで押さえきった!

そして、このショットに写る位置で走っているデビッドソンもよく頑張っていましたが、満タンスタート作戦は失敗でしたね。
クルサードばりのパフォーマンスを見せてほしかったです。


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今回のガッカリ大賞ですね、間違いなく。
特に後ろの方の人。
ニコ。

明らかにチームメートを抜くチャンスがあったのに遠慮していました。
ウィリアムズはうるさそうな人がいますから、怒られると思ったんですかね?
何しろキレのいいオーバーテークシーンを見せてもらっていただけに、そして何よりもバーレーンが彼が最も得意とするサーキットだっただけに、チームメートの後ろになってしまったが故の消極的なレースにはがっかりしました。
ブルツさんの方も、トゥルーリ抜けないのはダメです。


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今回も粘り強く走ってましたが、ポイント圏内に届きそうもないバリチェロ。
自滅したバトンよりは今回もましか。


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チームメートに大きく引き離されてしまったロバート。
ハンドリングバランスに不満を訴えているようですが、事実上ルーキーですから、だまって速く走ってほしいですよね。
でも、今回はポイントゲットのためにかなりコンサバに走ったものと思われるので、ヨーロッパラウンドではチームメートを上回る走りをレースでも見せてくれるでしょう。

がんばれ!


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今回もオープニングラップでクラッシュ。
目立つのはいいことだ!(笑)

確実にチームメートより速いからなぁ…来年当たりないかなぁ…HONDAとか、トヨタとか、スーパーアグリとか。
って、この3チームは何れも経験重視ですかね?


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そして、もう一人今回僕の友達を紹介します。
併催だったGP2の開幕戦Pole to winをしたLuca Filippiです。
イタリアでカートをしている時に3番目(笑)に仲が良かったヤツです。
ステップアップに苦労しましたが、今季復活を期していた古豪スーパーノバのムーブメントを引っ張り、見事に周囲に期待を裏切る大仕事をやってのけました。
本当にイイヤツで、僕がケガをしている時にもよく話しに来てくれたり、イギリスで再会したときにも随分長いことチームを紹介してくれたり、話しをしました。
是非、応援してあげてください。
かわいい系ですし。(笑)


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最後に表彰台で対照的な表情を見せる3人です。


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その頃のニック。


そして、同じ時アロンソはモーターホーム(?)に直行したらしいですね。

ということで、
1位マッサ 安堵の表情
2位ハミルトン 晴れやかな笑顔
3位ライコ 納得がいかない。
4位ニック お祭りだー!
5位アロンソ やってられねー
6位ロバート 安堵&祭りに混じろ。
7位ヤルノ 疲れた。
8位フィジコ こんなもんか。

と言った感じでしょうか。


3週間後のグランプリがまた楽しみになりました。

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