...レース編?
と言うのも、今回のカタルニアのレースは、あの波乱の展開となったセパンのレースと同じ順番でトップ4が並んだ上に、またしてもスタート~1、2コーナーの駆け引きが勝敗を決するレースとなったので、やっぱりスタートが面白かったんですよ、今回も。(笑)
今回も連続写真がドーンと(無駄にたくさん)ありますので、それにちょこちょこと自分の考えを書いていきます。
まずスタート自体は、セパンとは逆にフェラーリの2台がレコードライン上の有利な側のスタートだったものの、ライトへの反応はマクラーレンの2人に劣っていたように見えました。
(2人揃ってということなので、スタートシステムの作動時間に0.05秒くらいの差があるのかも知れないです。)
加速はイーブンだったので、やっぱり今のところスタートに関してはマクラーレンの方に若干アドバンテージがあるようです。
その後、アロンソは1コーナーまでの加速競争ではなく、すぐにマッサのスリップに入る選択をしました。
1コーナーまでの距離があるサーキットなので、その方がオーバーテークできる可能性が高いという読みだったと思われます。
並んでいっても、どうせブロックされるので、賢い判断(というか作戦)でした。
そもそもP.P.狙いの予選だったようなので、何としてもオープニングラップをトップで終えたかったんだと思います。
そして、スピードに乗った状態でマッサをアウトからオーバーテークしてブレーキングポイントを迎えます。
ここでマッサはまたしてもアウトに寄せるのが遅い。
なんで少しでも綺麗な場所を走ろうとしないのか?
なんで、よりアロンソにプレッシャーのかかるラインを選ばないのか?
やっぱり、僕にはよくわかりません。(苦笑)
アロンソは少しでも前に出ようと思いっきりブレーキングを遅らせ、しかも高い進入速度でコーナーに入りました。
イン側のマッサもギリギリまでブレーキングを遅らせ、何とか自分もインに並んだ状態でコーナリング状態に入ることに成功しました。
今回はブレーキングポイントがほぼ完璧でした。
スリップを使い、ブレーキングを遅らせ、しかも高い進入速度。
この写真の2列目以降でスタートした選手達との差が、その事実捉えていますね。
3番手争いでは、ブレーキング競争で「あっけなく」ライコネンがハミルトンに敗れています。
ライコネンってブレーキングで勝負することを嫌うドライバーですね。(オーバーテークする時もいくつも前のコーナーからクロスラインで貯金して、貯金して...そして楽に抜くと言うのが彼の理想というか、彼にとってのオーバーテークみたいです。)
「あっけなく」と言うのも、ハミルトンがそんなにブレーキングを遅らせたワケじゃないのは、前の2台との差でわかります。
トップの写真の段階ではライコネンの方が僅かながらも前にいるように見えますので、ブレーキングでがんばっちゃう、という手もあるにはあったんですが。(前にスペースがあるし。ただ、そうすると前で2台が絡んだ場合に対処できない可能性が大きくなってしまうので、そういう冷静な判断だった可能性は大いにありますね。)
そして、こういう状態でエイペックスに差し掛かるのですが...
2台で回れたら凄かったんですが...
2人(特にアロンソ)の素晴らしいマシンコントロールでほんの少しだけ接触するだけで、2台は走り続けることが出来ました。
また、お互いを信頼していなければ、できないようなclose racingだったと思います。
記者会見でアロンソは自分の方が前にいたので...とマッサを非難しかけたのですが、色々と考えを巡らせたのでしょう、コメントを2台とも走り続けることが出来て本当にラッキーだった、というニュアンスのものに変えていきました。
マッサの方はというと、自分はイン側にいたので、リスクを取ったのはアロンソの方で自分としてはリスクはあったけど当然のことをしたまで、とキッパリと言い放ちました。
お?
チャンピオンに近づいてる男の予感。と。(笑)
僕からすると、アロンソはベストを尽くしたと思います。
その後のレースの展開からしても、スタートで前に出なければ、マッサの前に出て、母国の大観衆の前で勝利することは出来なかったでしょう。
アロンソも過去2年間のミハエルとの対決で、スタート以外で勝負できるポイントはないと知っていました。
best effortをして、敗れたのだから仕方ないです。
と思うのですが、シーズン全体を組み立ててレースをしている彼からすると、瞬間的にオーバーテークは無理と判断して、2位狙いじゃダメだったのか?と思ってしまいます。
ダメだったんですよ、きっと彼は冷静に判断してましたからね。
ハミルトンなんですよ。(多分)
彼の燃料積載量を知っていたはずで、彼がライコネンをパスするのはミラーを見ていて大体わかっていたはず。
2位に落ちたらピットでハミルトンに抜かれて、最高でも3位フィニッシュになってしまう。
地元で勝ちたかったという思いもあったとは思いますが、ハミルトン(とライコネン)の脅威の方が大きかったんだと思います。
それで、リスクを背負って勝負に出たんですよ。
いやぁ、流石チャンピオン。
いつも唸らせてくれます、この男。
アウトから勝負に出ることが前提ならGP2の若手スペイン人ドライバーに、アウト側のラインのお掃除を入念にやってもらえば良かったんですよね~
そしたら、もっとグリップがあってギリギリの部分でオーバーステアがでないで何とか踏ん張れたかもしれませんよー
非現実的すぎですけど。(笑)
じゃなかったらもっとブレーキングを遅らせて、とにかく完全にマッサのフロントタイヤよりも自分のリアタイヤが前に出る状況を作るしかなかったですね。
あれ以上ブレーキングを遅らせられたとも思えないんですが。
2台で並んでいけるだけのスペースがある1コーナーのサーキットだったら良かったんですけどね...ヨーロッパでそういうサーキットはあまりないですね。
やっとトップ4台以外の話ですが、5枚上の写真まで戻ってください。
ライコネンのブレーキングが想像以上に早かったもんで、クビカくん追突しかけてます。
いい迷惑ですよ!
って声が聞こえてきそうな、オーバーラン。(4枚上)
ただもしかして、ちょっと1コーナーのブレーキングイキ過ぎな傾向があるかもしれないです。
あの表彰台に立ったモンツァでのレースでも、かなりブレーキロックさせてたし。
でも、今回はロックさせなかった。
あの時に学んだんですね、フラットスポットで1スティント走るつらさを。
それにしても、チャンピオンはコースアウトから復帰するまでの間も最速のライン取りですねー。
1コーナーでコースアウトして、ポジションを2つしか落とさないなんて奇跡だよなー...
ということで、ニックにごっつぁんで~す♪と抜かれていきます。(悲)
後方ではスタートに失敗したコバライネンがディフェンスに大童という感じですね。
クルサードとの間に挟まれたフィジケラが行き場を失って、減速してるし。
クルサードはスタートの加速であっさりと彼をパスしていた模様で、余裕で7位までポジションアップして1コーナーへ入っていきました。
流石。
デビッドソンはどういうわけか、トップの写真の段階ですでに最下位。
またスタート失敗したんですかね?
本人は何もコメントしていないし、チームからも特に批判的なコメントは見られず。
ルノーだったら、こうも同じミスを繰り返されたらフラビオぶち切れてるだろうに。
コースアウトしたアロンソがニックの目の前に復帰。
クビカは運良く自分のスターティングポジションを取り返すことが出来ました。
ごっつぁんっす♪
1コーナーから続いたルノーの2台とニコの大バトルが1周続きました。(1コーナーのブレーキングから3台横並びのまま5コーナーまで3台で争っていました。)
結局7コーナーでフィジケラが姿勢を乱して脱落...一種のタービュランスの影響だと思われます。
その後ろではHONDAの2台とタクマのバトルが盛り上がってますねー。
タクマはなんでバトンに抜かれたんだろう?
1コーナーの攻防を別角度から。
フェラーリのリアカウルにもフィンがつきました。
リアウィングもフェラーリの方が複雑な形。
仕掛けた側がマッサなら、彼の非が問われてもおかしくはないですね。
...うーん.........。(今宮さん風)
けっこう高速でグラベルを走ったんで、マッサとの接触によるダメージよりもグラベル走行で傷めたマシンの下面のダメージの方がタイムやハンドリングに大きく影響したんじゃないかな?
こんな風にクルマが宙に浮くと更にダンパーなどを壊す可能性も大きかった。
これで後ろのライコネンと接触しなかったのは両ドライバーの腕がいいからですねー。
ニコとエイドリアンはコーナーで大外狩りを試みました。
ニコは、こう言った思い切りのいいドライビングをしている時はミスもないし、◎です。
タクマはロケットスタートならず。
1ラップ目の攻防でフィジケラを仕留めてほしかったけど、ああいう走りをフィジコがするとはなぁ...切羽詰まってるんだろうなぁ...とタクマも思ったらしくて一瞬で引きましたね。(笑)
ということで、やっぱり今日はスタートのお話だけでした。
ちょっと疲れました。(笑)
コメント
今回見てないんだ!
内容知りたいし!
フジックどうしたの?
投稿者: つちだ | 2007年05月19日 23:42