僕のゼッケンは2。
結果はアロンソがモナコGP12年ぶりの連覇達成とのことだったのですが、セーフティーカーが1度も入らず、4位までがグリッド順のままという、面白みに欠けるレースでした。
同じ展開でも、ハミルトンがポールだったらもっと興奮できただろうけど…。
世界中のメディアがハミルトンの初優勝inモナコを願っていたのでしょうが、ロン デニスはそうは思っていなかったようで、ハミルトン自身が勝つチャンスは最初からなかったとでも言いたげなコメントをしています。
逆に言うと彼はPPを取る以外に優勝はないというのをわかっていて、5周分も余計に燃料を積んだ状態でセクター1のベストタイムをコンマ3秒更新する渾身のアタックをするも、M.ウェバーに引っ掛かってタイムロスし報われませんでした。
以下がハミルトンのフラストレーションが垣間見えるQ&Aです。
Q. (Kevin Garside – The Daily Telegraph) Lewis, for the first time this season you looked disappointed with second place today. It seems the pattern developing is that you are always heavier in the third qualifying session which gives the world champion, Fernando, the best shot at pole. Is this hampering you? Do you feel frustrated?
(今日は予選2番手だったけど、今年初めてがっかりしてるように見えました。Q.3ではいつもワールドチャンピオンのアロンソより重い状態で走り、彼がPPを取るチャンスが大きいというのがパターンになってきてるようだけど…この作戦はアナタの足枷になっていると思いませんか?こういう状況にイライラしませんか?)
LH: At the end of the day, I am a rookie. I am in my first season in Formula One and I have finished second in only my first Monaco Grand Prix so I really can't complain, but to see that I am of a similar pace to Fernando is a positive for me. But it is something I have to live with. I've got number two on my car. I am the number two driver.
(まぁ、何を言っても最終的に僕はルーキーなんだ。僕はF1での最初のシーズンを送っていて、初めてのモナコGPで2位になれたんだから、本当に言うことなしなんだけど…でも、フェルナンドと同じようなペースで走れたというのはポジティブなことさ。でもね、まぁ、アナタが言ってるようなことは僕がどうこうできることじゃないから、それに従うしかないんだよ。僕のクルマのゼッケンは2なんだからね。僕はナンバー2ドライバーということさ。)
なんとか、うまく(マクラーレン流に)コメントしようとしているものの、本音は隠しきれませんね。(意図的でしょうけど。)
この男、モナコマイスター当確とでも言えますね。(笑)
これまでの全てのレースでチームメートより長い第1スティントだったわけですが、全てはワールドチャンピオンのチームメートの体裁を守るためだったんですか!>ロン デニスさん
ルイスはそんなにコンペティティブなんですか!?>フェルナンドさん
本当に驚きです。
何しろ相手がアロンソなんだから。
"皇帝ミハエル"に引導を渡した若き天才のアロンソ。
アグレッシブなステアリングワークにシーズンを見越した戦いができる冷静な頭脳、バトルも頭脳的巧さ、とにかく抜群の状況判断能力に加えて持っている速さで現代世界最高のドライバーと思われているフェルナンド アロンソがハンデがないとルーキーに負けちゃう!?っていうんだから…もうどうしたらいいんでしょうか?(泣笑)
思えば彼に敗れたチームメートたち…A.プレマ、A.スーティル、N.ロスベルグは立派なプロフェッショナルドライバーになってるし(しかも、2人は現役F1ドライバー)、
敗れたライバルでF1ドライバーになっているのも…R.クビカ、N.ピケ、J.ロシター…これぐらいしか思い浮かばないけど、ツワモノがたくさんいる。
アロンソは新世代の旗手と言われていたけど、彼は飛び級してステップアップしてきたし、その世代を代表する選手としてステップアップしてきたようには見えなかったのに対して、ハミルトンはカート時代から常に世界で最もコンペティティブなシリーズに出続けていて、カートの最高峰FSAとフォーミュラ初年度、ユーロF3の初年度しか負けていない。
彼を2シーズン以上負かした男は現在DTMに出ているJ.グリーンしかいないかもしれない???
考えれば考えるほど恐ろしいドライバーだ。
自分も自分よりも年下のハミルトンやロスベルグ、クビカが自分よりも上のカテゴリーで優勝争いをするのをカート時代に見てプレッシャーを感じたけど、彼と直接対決するチャンスはなかった。
彼と直接対決して負けていった選手はたくさんいるけれど、誰がこんな凄すぎるヤツ相手に戦っていると思っていただろうか?
でも、彼だって常に成長しているから負けているJ.グリーンより先にF1にステップアップしてこられたんだよね。
今更ながらハミルトンに酔った。
こんな感じで今日はお終いにします。
コメント
なんか、マクラーレンにチームオーダーの疑いだってさ。3位以下をかなり離す展開だったから、2人にペースを落とすように言ったのが、「レースの興味を損なうような行為を禁止する」に反してるんだって。
「EASY」の指示だけでチームオーダーになるって、後ろを離してたらペース落とすの当たり前なのに。やっぱFIAはフェラーリの味方なんだなw
投稿者: ぐっち | 2007年05月29日 17:57
うーん、チームオーダーに見られても仕方がない状況だったとは思う。
でも、結果はあっさりとシロ。
モナコは特殊なんだとFIAも認めざるを得なかった感じかな?
俺としてはFlex-wing騒動がおかしいと思う。
去年のフェラーリと言い、今回のレッドブルと言い、テレビの映像を見たら・・・みたいなのがきっかけじゃん?
だったら全車のカメラ映像チェックしなきゃおかしいし、FIAの車検用にカメラをつければいい。
画面上で動いていたら即失格と。
カナダは荒れるよ…フフフ。
投稿者: Hideto | 2007年06月08日 21:16